【 罪悪感と日々の楽しみ 】
お正月休みが明けて、もう社会人のみなさんは仕事で忙しくしているのかと思うと、罪悪感が込み上げてきます。
しかし、現在ではその罪悪感も大きく緩和され、穏やかに過ごせるようになってきました。
きっとこの罪悪感も、この病気を治療するにあたって大きな障がいとなるものだと思います。
特に休職直後はその気持ちが強く、毎日毎日苦しみました。 罪悪感というマイナスな気持ちは病状をさらに悪化させ、無気力感を増大させるのではないかと思います。
うつ状態では一番症状が重い時では布団で寝ていることしかできない場合も多いです。
布団で横になっているだけで、なにもできない自分。
それもまた、罪悪感としてのしかかってきます。
無気力が積み重なり、布団から抜け出せるようになってもなにも手につかない日々でした。
生活に必要なこと以外はなにもできなかったです。
この半年間で本当に少しずつですが、音楽を聴けるようになったり、なにか作ってみたりとできるようになってきました。しかし、それも躁状態での場合が多く、毎日継続してなにかを楽しむことは到底できませんでした。
それが、薬が合うようになってから、自分でも驚くほどですが、毎日したいことができているのです。
音楽やゲームや物づくり、絵を描くなど・・・・・・
正直、自分でもこんなに急にできるようになるとは思ってもいませんでした。
でも、油断できないのが双極性障害という病気。
薬が合っているのだと勘違いしているだけで、もしかしたら長期間の躁状態に入っている可能性もあります。実際、薬が変更になる直前は不眠により軽い躁状態にありました。
躁状態では、自分は何でもできる、病気は治った、というような万能感で満ち溢れます。
実際、わたしは今、そのような気持ちがあるのです。
薬が合っているのか、躁転してしまったのか。
まだまだこの病気とは長い付き合いになりそうです。
日々の楽しみのひとつに料理があります。
今日は美味しそうなさつまいもを家族がいただいてきたので、焼き芋にしようと思います。
美味しい焼き芋になればいいなあ。

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